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Jupiter Quartet Japan

メンバー紹介

植村太郎

ヴァイオリン

1984年生まれ、三重県桑名市出身。
4歳の頃より母にヴァイオリンの手ほどきを受け、幼少より数々のコンクールに入賞。

名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て、2006年桐朋学園大学を首席で卒業し、皇居の桃華楽堂にて御前演奏を行う。在学中には、桐朋学園音楽部門特別奨学金を授与され、同大学のオーケストラのコンサートマスターを数多く務め、室内楽コンサートにも多く出演する。
これまで、ヴァイオリンを原田幸一郎、(故)久保田良作、立田あずさ、林茂子、漆原朝子の各氏に、指揮を高関健に師事、室内楽を東京カルテット、毛利伯朗各氏らに学ぶ。また、ザハール・ブロン、ミヒャエル・フリッシェンシュラガー、ドーラ・シュバルベルグ、オレグ・クリサ、ナムユン・キム、クリストフ・ベグジン、川崎雅夫など、名教師・ヴァイオリニストの指導を受ながらパラミタ美術館での3回のリサイタルや各地での演奏のほか、内外のオーケストラとも共演を行なっている。

2005年、第74回日本音楽コンクール、ヴァイオリン部門にて第1位、同時に黒柳賞、レウカディア賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)を受賞。また、2006年に地元の桑名西ロータリークラブから「第19回新進音楽家奨励賞」を授与されている。

この間、ウィーン国際ヴァイオリンセミナーにてスカラシップを得る、NHK-FM名曲リサイタルに出演などのほか、2006年には、プラハの国際音楽祭に招待され、プラハ管弦楽団とブラームスの協奏曲を共演、チェコのテプリツェ(St.Jan Krtitel Church)、プルゼニュ(ピルゼン、Zapadoceske muzeum)で、リサイタルを行い高い評価を得る。

室内楽にも精力的に取り組んでいる。とりわけ、自ら組織した『ジュピター・カルテット・ジャパン』は、東京オペラシティ・リサイタルホールや紀尾井ホールにて、バルトーク、シューマン、ブラームスの弦楽四重奏曲全曲演奏会に出演するほか、各地で好評を得ている。そしてジュリアード弦楽四重奏団、アルバン・ベルク四重奏団、ミケランジェロ弦楽四重奏団、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団らの指導も受けながら、JTのアンサンブルシリーズ、調布音楽祭など、地方での定期公演も多く行なっている。
オーケストラ活動にも意欲的で、小澤征爾指揮の「ラ・ボエーム」、「マーラー:復活」、「タンホイザー」、また宮崎国際音楽祭、武生国際音楽祭、東京アンサンブルのカナダ公演、水戸室内管弦楽団などにも参加している。また、コンサートマスターとしての評価も高く、各地オーケストラからの招聘が多い。

現在ドイツ在住。ハノーファー音楽大学、ジュネーブ音楽院カルテットコースに在籍。



佐橘まどか

ヴァイオリン

4歳よりウ゛ァイオリンを始める。桐朋学園子供のための音楽教室へ入室後、渡米。ジュリアード音楽院プレカレッジ部門を経て、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学にて学ぶ。加藤知子、堀正文の各氏に師事。

米・Aspen Music Festival、Norfolk Chamber Music Session、秋吉台アカデミー、サイトウキネン若い人のための室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、プロジェクトQ第3章等に参加。大学在学中、JTアートホールアンサンブルシリーズ、ブラームス協会主催演奏会、桐朋学園主催室内楽演奏会、ソウルにて日韓ユース交流コンサート等に出演。

2007年有田正広指揮・桐朋アカデミーオーケストラとコンチェルトを協演。東京のオペラの森、サイトウ・キネン・オーケストラにメンバーとして参加するなど活動している。

第55回全日本学生音楽コンクール高校の部入選。これまでにヴァイオリンを吉野薫、田中直子の各氏に、室内楽を東京カルテット、原田幸一郎、今井信子の各氏に師事。

現在ジュネーブに在住。ジュネーブ音楽院ソリストディプロマ、及びカルテットコースに在籍し、ヴァイオリンをミハエラ・マルティン氏に、室内楽をガボール・タカーチ=ナジ氏に師事している。



原麻理子

ヴィオラ

1984年8月11日生まれ、B型、東京都出身。2005年4月よりヴィオラに転向、2006年9月よりジュネーブ音楽院在籍。5歳より桐朋学園子供のための音楽教室入室。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を2007年に卒業。

第5回江藤俊哉ヴァイオリンコンクール第1位。その後日本フィルハ−モニ−とコンチェルト共演。
ヴィオラスペース2005,2006にてGarth Knox氏と共演。第9、10回宮崎国際音楽祭出演。霧島音楽祭、秋吉台国際音楽祭、サイトウキネン若い人の為の室内楽勉強会、チェルボ夏季アカデミー等に参加。 師の今井信子氏とヴェトナム・ハノイ、静岡、東京でデュオ、また小樽にてブラームス五重奏共演。
現代音楽においては、桐朋学園ファカリティー演奏会、ヴィオラスペース等で初演に携わる。

2006年には難関オーディションを経てスイス・ヴェルビエ音楽祭アカデミーに参加。アカデミー生としてのレッスンの受講だけでなくソロ、室内楽の演奏を行う。世界トップレヴェルの若手演奏家と共演、友好を深める。 2006,2007年武生国際音楽祭アカデミーに参加。

第13回ブラームス国際コンクール、ヴィオラ部門にて第2位およびThe Mayor of Portschach am Worthersee賞を受賞。その演奏はオーストリアにてラジオで放送された。 ジュネーブにて2006年より行うチェルノブイリのためのチャリティーコンサートで好評を得ている。

2007年よりタカーチ氏率いるCamerata Belleriveのメンバーとなり、スイス内、イタリアにて演奏活動を行う。 ジュピター ストリング カルテットとして、JTアートホール、桐朋学園主催演奏会、ブラームス協会主催演奏会、プロジェクトQ、はしもと杜のホール演奏会などに出演。また富山室内楽講習会、今井信子マスタークラスIN小樽、Norfolk Chamber music festivalなどで研鑽を積む。

2008年にベルリン放送交響楽団のアカデミーに合格。

これまで、米田理香子、江藤俊哉、江藤アンジェラ、豊嶋泰嗣の各氏に師事、音楽祭を通し堀正文、ジャン・シュレム、ロベルト・ディアツ等の各氏に教えを受ける。
室内楽では、東京、ジュリアード、ゲヴァントハウス、ミケランジェロの各カルテット、原田幸一郎、原田禎夫、リチャード・ヤング、アニー・カヴァフィアン、アンドレミシェル・シュブ、ギミシェル・カイヤ、ジャンジャック・バレの各氏に指導を受ける。

現在ジュネーブ、及びベルリンに在住。ジュネーブ音楽院ソリストディプロマ、およびカルテットコース在籍中。またジュネーブのHugo de senger Foundation よりスカラシップを受ける。  ヴィオラを今井信子氏に、室内楽をガボ−ル・タカーチ=ナジ氏に師事。



宮田大

チェロ

1986年7月5日生まれ。3歳よりチェロを始める。

1995年、第18回栃木県学生音楽コンクール弦楽器部門1位。01年、第1回泉の森ジュニアチェロコンクール中学生の部、03年、第3回高校生以上の部金賞。02年、第7回コンセール・マロニエ21弦楽器部門最優秀賞。04年、第6回全日本ビバホールチェロコンクール第1位。05年、第74回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、増沢賞、徳永賞、岩谷賞(聴衆賞)を受賞。

「桐朋学園音楽部門創立50周年記念演奏会」において小澤征爾氏指揮で協奏曲を演奏。若い人のためのサイトウ・キネン室内楽勉強会、小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトで「こうもり」「ラ・ボエーム」、東京オペラの森、JTアンサンブルシリーズ、プロジェクトQ、東京アンサンブル、水戸室内管弦楽団、第22回〈東京の夏〉音楽祭2006等に出演。
協奏曲を栃木県交響楽団、セントラル愛知交響楽団、新日本フィル、日本フィル、東京フィルと共演。リサイタルや室内楽にも取り組み、Jupiter弦楽四重奏団、CHE TRIOで活動し、ミケランジェロカルテット、ジュリアードカルテット、ゲバントハウスカルテット、バルトークカルテットなどに指導を受ける。

Norfolk音楽祭、クロンベルクチェロフェステイバル、北九州国際音楽祭等に参加。
サンクトペテルブルグで日本の曲を初演する。リン・ハレル、ギドン・クレメール、ユーリ・バシュメットと共演。

「栃木県イメージアップ貢献賞」、「うつのみや市民賞」、「宇都宮エスペール賞」、「第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞」、「 ドイツから方伯モリッツ・フォン・ヘッセン賞」を受賞。

これまでに宮田豊、倉田澄子氏に師事。室内楽を東京クヮルテット、原田禎夫、原田幸一郎、加藤知子、今井信子、フェルメールカルテットのリチャード・ヤングの各氏に師事。

桐朋学園音楽部門特待生を受ける。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースを卒業し、現在ジュネーブ音楽院に在籍しタカーチカルテットを結成したガボール・タカーチ=ナジ氏に師事。また、クロンベルクアカデミーにも在籍しフランス・ヘルマーソン氏に師事。

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